2018年6月4日月曜日

シャープ、東芝のパソコン事業買収で最終調整=関係筋

[東京 4日 ロイター] - シャープ(6753.T)が東芝(6502.T)のパソコン事業を買収する方向で最終調整に入った。関係筋が明らかにした。買収額は50億円前後とみられる。シャープは2010年にパソコン事業から撤退したが、鴻海(ホンハイ)精密工業(2317.TW)傘下で経営再建が進んだことから、パソコン事業に再参入する。

 6月4日、シャープが東芝のパソコン事業を買収する方向で最終調整に入ったことが分かった。昨年2月撮影(2018年 ロイター/TORU HANAI)

東芝のパソコン事業は赤字が続いており、同社は撤退を含めて検討していた。同事業の2018年3月期の売上高は前年比13%減の1673億円、営業損益は96億円の赤字(前年は5億円の赤字)だった。

シャープへの売却ついて、東芝は「パソコン事業の持続的発展に向け、さまざまな選択肢を検討し、現在、個別企業とも協議をしているが、現時点で具体的に決定したことはない」とのコメントを発表した。

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Read Again https://jp.reuters.com/article/sharp-to-buy-toshiba-pc-unit-idJPKCN1J01WI

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