経済産業省は12日、サカイ引越センターの社員が家電リサイクル法に従わず、顧客から引き取ったエアコンを横流しし利益を得ていたとして、同社に適切な手続きを実施するよう勧告した。同法は、リサイクル用の廃家電をメーカーに引き渡す義務を課している。 経産省によると、サカイの奈良支社と奈良南支社の9人の社員が2013年から5年間、引っ越し作業の際にリサイクル用として引き取ったエアコン約950台を廃棄物業者に売却。1台当たり約3000円の利益を得ていた。(2018/06/12-15:12)
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