家庭用ゲーム機を置いた「ゲームバー」と呼ばれる飲食店で、販売元の許可を得ずに客にゲームをさせたとして、京都府警と兵庫県警は13日、京都市内の2店舗と神戸市内の2店舗の経営者ら男4人を著作権法違反(上映権の侵害)容疑で逮捕したと発表した。府警によるとゲームバーの摘発は全国初という。
京都府警が逮捕したのは京都市中京区の「ゲームバークランツ」経営、西尾勇樹(32)と店長の西尾治人(29)、同市下京区の「アミューズメントBARカラフル」経営、鯉島良(32)=いずれも同市=の3容疑者。兵庫県警が逮捕したのは神戸市中央区でゲームバーの「ファナティー神戸三宮」と「エクルイット」を経営する会社役員、金山弘典容疑者(31)=同市。
いずれも逮捕容疑は今年4月、店内に「ニンテンドースイッチ」や「プレイステーション4」などを設置し、任天堂(京都市)やカプコン(大阪市)などが著作権を持つゲームソフトを無許可で客に使わせたとしている。
両府県警によると、4人とも容疑を認めているという。
ゲームバーを巡っては、ゲーム会社などでつくる「コンピュータソフトウェア著作権協会」が警告を出すなど対策に乗り出している。4店舗は従わなかったため、協会が両府県警に相談していた。【中津川甫、黒詰拓也】
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