ホンダは米国時間1日、タカタ製の欠陥エアバッグのリコール(回収・無償修理)を巡る米国での集団訴訟で、原告と約6億500万ドル(約670億円)の支払いで和解したと発表した。ホンダは自動車メーカーの中でリコール対象車が最多。同様の集団訴訟でトヨタ自動車や日産自動車などはすでに和解している。
和解金はリコールで車が使えなくなったことで生じた損失を補填する。原告側がホンダがリコールを進める姿勢を認め、実際の和解金の支払額は2割少ない4億8400万ドルになるとしている。2億ドルについては、リコールに応じていない人に連絡するなど手続きを進めるための基金に充てるという。
米の集団訴訟では5月に、トヨタ、独BMW、SUBARU(スバル)、マツダが計5億5300万ドルの和解金を支払うことで合意済み。日産も8月に約9768万ドルの和解金支払いで合意した。
エアバッグが異常破裂する問題でタカタは6月末、民事再生法の適用を東京地裁に申請。同時に米子会社も民事再生法にあたる米連邦破産法11条の適用を申請している。
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