4日の東京金融市場は、前日に北朝鮮が行った核実験でリスクへの警戒感が再燃し、株安・円高に傾いている。日経平均株価の午前の終値は、前週末1日の終値より170円03銭安い1万9521円44銭。電機や金融など幅広い銘柄で売りが先行し、下げ幅は一時200円を超えた。東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は同14・58ポイント低い1605・01。
一方、円相場では安全資産とされる円が買われてドルが売られる動きが優勢だ。午前11時時点は、1日午後5時より43銭円高ドル安の1ドル=109円74~75銭。対ユーロは、同54銭円高ユーロ安の1ユーロ=130円40~41銭。
東京債券市場でも、安全資産とされる日本国債を買う動きが強まった。長期金利の指標となる満期10年国債の利回りは一時、約9カ月半ぶりのマイナス圏となった1日から0・005%幅下がり(国債価格は値上がり)、マイナス0・010%をつけた。
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