JR東海が製作を進める東海道新幹線の新型車両「N700S」の試験車の先頭車両が完成し、愛知県豊川市の日本車両製造豊川製作所で17日、搬出作業が報道公開された。
外見は現在のN700Aと大きく変わらないが、床下機器の小型化や軽量化を徹底したのが特徴だ。全席に電源コンセントを設置した。現在は16両限定の編成も12両や8両なども可能になる。ブレーキ性能も向上し、停止距離が現在より5%短くなるという。
この日は、先頭車両をJR東海浜松工場へ搬出する作業があり、クレーンでつり上げてトレーラーの台車に設置した。3月20日から試験走行し、2020年度の導入を予定している。
JR東海の古屋政嗣車両部担当部長は「安全性、信頼性、さらに快適性を兼ね備えた車両ができた」と語った。【黒尾透】
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