次世代移動通信「5G」の通信方式である「5G NR」(5G New Radio、以後5G)の標準仕様の策定が6月14日に完了しました。
数Gbpsを超える大容量通信、数msレベルの低遅延、無数のIoT機器をつなぐ超多接続を実現する「5G」時代がまもなく到来します。
LTEと連携して稼働させる「ノンスタンドアロン方式」の5Gの仕様策定については、2017年12月に完了していました。今回、6月14日の3GPP Plenary(移動通信システムの標準化団体)の会合により、LTEとの連携をせず、5G単体で動作する「スタンドアロン方式」の標準仕様の策定が完了。晴れて5Gの主要機能の全仕様が策定されました。
海外では2019年にも5Gの商用サービスが開始される見通し。また、クアルコムやインテルは5G対応のスマホ向け商用モデムをすでに発表しており、5Gに対応するスマートフォンも同年に登場する見通しです。
5Gは単に通信速度が早いだけでなく、数ms級の低遅延や、IoT時代の本格到来に必要な多接続が売り。「AI」「自動運転」「ロボティクス」など、あらゆる産業を再定義するインパクトを秘めた存在として期待されています。
Read Again https://japanese.engadget.com/2018/06/14/5g/
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