2018年6月10日日曜日

新幹線「のぞみ」で3人切られ1人心肺停止 男を確保

 9日午後9時50分ごろ、新横浜―小田原間を走行中の東海道新幹線「のぞみ」車両内で「刃物で切られた人がいる」とJR東海に連絡があった。車両は小田原駅で臨時停車した。捜査関係者によると、少なくとも3人が刃物で切られ、うち1人が心肺停止。神奈川県警は事件に関与したとみられる男の身柄を殺人未遂容疑で同駅で確保した。

 JR東海によると、車両は東京駅午後9時23分発の新大阪行き「のぞみ265号」で、16両編成。ツイッターなどでは、床に血痕が点々と付着した写真などを乗客とみられる人たちが投稿している。

 小田原消防署によると、男性1人が心肺停止で重体となった。このほか、20代女性が腕を刺され、別の女性1人もけがをしたが話はできるという。

 新幹線の車両内では2015年に乗客が死亡する事件が起きている。神奈川県を走行中だったのぞみの車内で、男が自分にガソリンをかけて火を付けた。男のほか、巻き込まれた女性1人が死亡し、28人が重軽傷を負った。

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