ムニューシン米財務長官は、ハリケーン「ハービー」で大きな被害を受けたテキサス州の復興で支出が新たに必要になることから、連邦債務上限の引き上げに向け議会に残された時間は短くなる可能性があるとの認識を示した。
ムニューシン長官は31日、経済専門局CNBCのインタビューで「いつ債務上限に達するのかという点では、数日間の影響が及ぶ可能性がある」とし、「議会と協議し、追加支出の承認を得る必要がある。テキサス州支援資金を充当することは極めて重要だからだ」と述べた。
ムニューシン長官はこれまで、議会が債務上限を9月29日までに引き上げることが「極めて重要だ」と繰り返し述べている。この日のインタビューでは、「次の重要な日はもちろん9月15日だ。法人税が納付されるためだ。よって、見通しが若干変わる可能性がある」と語った。
このほか、税制改革案の詳細について「今月中」に公表すると長官は述べた。「今月」とは9月のことを指しているとみられる。さらに政権と議会は、税制改革法案の年内成立に向けて「順調」に前進していると説明した。
原題:Mnuchin Sees Closer Debt-Limit Deadline as Harvey Demands Grow(抜粋)
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