東急田園都市線の渋谷―二子玉川間で発生した停電トラブルで、東急電鉄は15日、送電線のカバーが破損したことによるショートが原因だったと明らかにした。同社はカバーが傷ついた原因を詳しく調べている。同線は今回以外に2016年度以降、設備故障などによる輸送トラブルが12件発生しており、点検の頻度や実施方法を見直す方針だ。
同社によると、午前5時40分ごろ池尻大橋駅で「火花を見た」という乗客の申し出があった。同8時40分すぎに係員が同駅構内の送電線を調べたところ、樹脂製カバーが破れショートしているのを発見。カバーの破損については工事で表面についた細かい傷が劣化によって広がったことなどが考えられるという。
停電トラブルは午前5時35分ごろに発生。渋谷―二子玉川間の上下線で運転を見合わせ、同9時57分ごろに全線で運転を再開。約12万6400人に影響した。溝の口駅で運行再開を待っていた20代の女性が気分を悪くして病院に搬送された。
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