2018年7月9日月曜日

日産:排ガスや燃費測定値書き換え、国内工場で不適切行為-株価下落

日産自動車は9日、排ガス測定の手続きに関して不適切な行為があったと発表した。完成検査時の排ガスなどの測定で通常の環境を逸脱した試験を行い、測定値を書き換えて検査報告書を作成していたとしている。

  日産自の発表資料によると、国内工場で通常の環境を逸脱した排ガス・燃費測定試験が行われていたことや測定値の書き換えが行われていたことが確認された。測定値の書き換えが行われていたのは計913台としている。不適切な行為が行われていた記録は2013年4月までさかのぼるとしており、今月末までに設備を測定値の書き換えができないシステムに変更する予定だ。

  同社のスポーツカーである「GTーR」をのぞいたすべての車種で保安基準の適合性と、型式としての排ガスの平均値が諸元表の数値を担保できていることを確認したとしている。燃費についてはすべての対象車種が諸元値を担保していることを確認したとしている。GT-Rについては生産台数が少ないため、全数測定して検証を継続しているとした。
  
  日産自をめぐっては昨年、無資格の作業員が完成検査を行っていたことが判明。その後も同様の行為を繰り返していたことが発覚し、国内の全工場国内向けの出荷を約2週間停止した。昨年11月には同問題の調査を担当した第三者委員会が、問題の背景に人員不足や制度への規範意識の薄さなどがあったとする報告書を提出していた。

  排ガス測定に関して会見を行うとの報道を受けて日産自株は9日の取引で前週末比プラス圏から下落に転じた。一時5%安の999.5円まで売り込まれ、取引時間中の水準としては昨年4月14日以来の安値となった。終値は1003.5円だった。年初来では11%の下落で日経平均株価やトピックスのパフォーマンスを下回っている。

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Read Again https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-07-09/PBLB3I6K50XT01

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