2017年12月1日金曜日

静岡県の10月求人倍率、全国上回る1.58倍

 静岡労働局が1日発表した静岡県内10月の有効求人倍率(季節調整値)は前月比0.02ポイント上昇の1.58倍だった。全国平均は0.03ポイント上昇の1.55倍で、8カ月連続で県内が上回った。正社員有効求人倍率(実数値)は前年同月比0.19ポイント上昇の1.10倍と、3カ月連続で過去最高を更新した。正規・非正規ともに求人需要の増加が続いている。

 有効求人数(季節調整値)が前月比2%増加した一方、同求職者数は微増にとどまった。新規求人倍率は0.19ポイント上昇の2.50倍。3カ月連続で全国平均(2.36倍)を上回った。

 産業別の新規求人数(実数値)は製造業で前年同月比6%増、建設業で14%増とけん引。運輸・郵便と卸売・小売業がそれぞれ9%増えるなど、幅広い業種で求人が伸びている。減少したのは8%減った教育・学習支援業など。従業員の規模別では29人以下が16%増と全体の求人増をけん引し、中小企業が求人増をけん引する構図が鮮明になった。

 地域別の有効求人倍率(実数値)は東部が前年同月比0.2ポイント上昇の1.58倍、中部が0.27ポイント上昇の1.76倍だった。西部は0.17ポイント上昇の1.48倍となった。

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