【バルセロナ=三井美奈】仏各紙は22日までに、仏ルノーがカルロス・ゴーン会長兼最高経営責任者(CEO)の後継者選びを始めたと報じた。経済紙レゼコーによると、ヘッドハンターによる人選が行われ、来年2月の経営委員会で後任を選ぶ見通しだという。
フィガロ紙は、ゴーン氏の任期は来年6月15日に開かれる株主総会で終わるため、4月には後任人事を発表する予定だと報じた。ルノーはコメントしていない。
後継者には、同社のティエリー・ボロレ最高競争責任者(CCO)、上級副社長で営業・マーケティング担当のティエリー・コスカス氏、チーフ・パフォーマンス・オフィサー(CPO)のシュテファン・ミュラー氏のほか、ルノー出身者の候補として、トヨタ自動車のディディエ・ルロワ副社長があがっている。
このほか、外部からの起用も検討されており、欧州エアバスのファブリス・ブレジエ最高執行責任者(COO)の起用の可能性も報じられた。
後任人事には、ルノーに15%出資するフランス政府の意向も影響する。政府はフランス人の候補を希望しているとされる。
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