ホンダは20日、ハイブリッド車(HV)の専用モデル「インサイト」を2018年夏に米国で発売すると発表した。同年1月14日から米デトロイトで始まる北米国際自動車ショーで試作車を世界初公開する。初代インサイトはトヨタ自動車の「プリウス」と共にHV市場を切り開いた。米国では15年に先代モデルの販売を終えていたが、3年ぶりに復活する。
初代インサイトは2人乗りのクーペ型で、1999年にホンダ初のHVとして日本や米国、欧州で発売した。2009年発売の2代目は5人乗りのハッチバック型だった。
3代目となる新インサイトは5人乗りのセダンで主力車種「シビック」の上位モデルと位置づける。発電用と駆動用の2つのモーターを備えるシステムを採用する。米国のインディアナ工場で生産する。米国以外での発売は未定という。
ホンダは30年までに世界販売の3分の2をHVや電気自動車(EV)などの電動車にする方針だ。米国を含む北米はホンダの世界販売台数の約4割を占める主要市場。電動車の品ぞろえを広げている。
ホンダは17年に米国で燃料電池車(FCV)「クラリティフューエルセル」をベースに開発したEVやプラグインハイブリッド車(PHV)を相次ぎ投入した。18年前半には9月に全面改良した主力セダン「アコード」に、HVを追加する予定だ。
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