[30日 ロイター] - 米アップル(AAPL.O)は30日、ニューヨークで新製品イベントを開催し、顔認証機能を搭載した新型のタブレット端末「iPad Pro(アイパッド・プロ)」などを発表した。
新製品の発売は11月7日。前月発売の新型の腕時計型端末「アップルウオッチ」を含め、年末商戦に向け従来機種よりも価格が高い新製品のラインナップが揃った。
米マイクロソフト(MSFT.O)のタブレット端末「サーフェス」と競合するアイパッド・プロの新モデルは処理速度が向上したほか、容量も拡大。価格は11インチ画面が799ドル、12.9インチ画面が999ドルから。ただ10.5インチ画面の従来機種(価格649ドル)の販売も継続する。
その他、ラップトップ「MacBook Air(マックブック・エア)」とデスクトップ「Mac Mini(マックミニ)」の新型製品も発表。
新型マックブック・エアは既存機種よりも軽量で薄く、高解像度のRetinaディスプレイが搭載されるほか、指紋認証機能を備える。価格は1199ドルから。
新型マックミニも処理速度が向上し、容量が拡大する。価格は799ドルから。
アップルはこのほか、米ソフトウエア大手アドビ・システムズ(ADBE.O)、および米コンピューター支援設計(CAD)ソフト大手のオートデスク(ADSK.O)とのソフトウエア上の提携も強化。両社のプログラムはアイパッド・プロの新モデルで機能する。
アップルが今回発表した新機種は従来機種と同様に米インテル(INTC.O)の半導体を利用。ただ新製品ではセキュリティーに関する部分で自社の「T2」半導体の利用が増えていることを明らかにした。
*内容を追加しました。
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