2018年10月31日水曜日

ハロウィーン本番 盛り上がる若者、警視庁は厳戒

ハロウィーン当日の31日、JR渋谷駅(東京都渋谷区)には仮装姿の多くの若者が集まった。警視庁は、毎年、酒に酔った若者らによるトラブルが頻発していることを踏まえ、警備や取り締まりを強化し、交差点周辺を車両進入禁止とする交通規制を実施。周辺の店舗では渋谷区の要請に従い、瓶入りの酒類販売を取りやめた。

ハロウィーンの夜、渋谷のスクランブル交差点を横断する仮装した人たち(31日、東京都渋谷区)

ハロウィーンでにぎわう東京・渋谷のビルの屋上から火の手が上がった(東京・渋谷)

駅周辺のスクランブル交差点では夕方から、衣装やかぶり物を着た多くの若者や外国人が行き交った。友人と魔女の姿で参加した葛飾区の会社員女性(25)は「街中で仮装ができるイベントは他にない。会社に衣装を持って行き、直接参加した」と笑顔で話した。

近年、ハロウィーンの渋谷駅周辺には仮装した若者らが詰めかけるようになった。トラブルを引き起こすケースも目立ち、今年も本番を前にした週末には5人の逮捕者が出た。31日は数百人の警察官が出動。「DJポリス」も日本語や英語で「交差点内で立ち止まると大変危険です」などと車上から呼びかけた。

午後6時すぎには「渋谷センター街」にある雑居ビルで火災が発生し、

仮装した大勢の若者らでごった返す一画が騒然となる場面もあった。

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