関西電力は28日、立山黒部アルペンルートの関電トンネルで運行しているトロリーバス15台を2019年4月から電気バスに変更すると発表した。運行中の車両更新後の電気料やメンテナンス料金を考慮し、電気バスの導入を決めた。
電気を動力とするトロリーバスは法的にモノレールなどと同じ特殊鉄道と分類される。関電は28日、鉄道事業廃止を北陸信越運輸局に届け出た。
長野県大町市の扇沢駅から富山県立山町の黒部ダム駅まで6.1キロメートルを16分で結ぶトロリーバスは「トロバス」の愛称で親しまれ、1964年8月の運行開始から累計6000万人が乗車した。関電は18年に「トロバスラストイヤーキャンペーン(仮称)」としてイベントなどを開く。
トロリーバスは都市部の足として京都、名古屋、東京などで導入されたが、現在運行しているのは立山黒部アルペンルートの2路線だけ。関電トンネルでの運行が終わると、立山黒部貫光が運営する立山トンネル(室堂―大観峰)が唯一の走行区間となる。
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