MCコジマのカルチャー編集後記 ― 第264回
「糖質制限中なので、寿司を食べるときもシャリを残す人がいる」というニュースが、ネットで議論を呼んだことがありました。
はたして、そのような人たちは実在したのか。真偽も定かではありませんが、とにかく「そんなことは許せない」という意見ばかりが集まっていたものです。ただ、誰が責められていたのかよくわからない、なんだか不毛な騒動だった気もします。
そのような騒ぎを思い出す寿司が現れました。くらコーポレーションは8月31日から、糖質オフシリーズ「シャリ野菜」「7種の魚介らーめん麺抜き」「シャリプチ」の3種を全国のくら寿司で販売します。
シャリ(酢飯)の代わりに大根の酢漬けを使用した、シャリ野菜(108円)。大根の酢漬け、寿司ネタ、キュウリをサンチュで巻き、更にくら寿司自慢の海苔を使用した、シャリ野菜手巻き。確かにお米を使っていませんね。
さらに「シャリが大きい」「他のお寿司も食べたいのにすぐにお腹がいっぱいになってしまう」などのニーズにこたえたという、シャリを半分にしたシャリプチ(108円)まで用意しました。
その上でサイドメニューまであるのが、くら寿司の抜かりがないところ。7種の魚介らーめん麺抜き(399円、一部店舗で価格異なる)は、毎日店舗で作る「7種の魚介だし」を使用したラーメンスープに、ニンジン、チンゲン菜、モヤシ、キャベツの4種の蒸し野菜を麺の代わりに使用したものです。
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