群馬、埼玉両県の総菜店で購入したポテトサラダを食べた客から腸管出血性大腸菌O157が相次いで検出された問題で、群馬県高崎市保健所は28日、ポテトサラダを製造・納入していた高崎市の食品加工会社従業員の検便を調べた結果、O157は検出されなかったと発表した。
同保健所ではこれまで、残されていた検食サンプルへの検査や味付け作業台など調理器具への拭き取り調査を実施。従業員の検便は全従業員19人を対象に行った。一連の調査ではいずれも不検出となったことから同保健所では「検査を終了する」と判断した。
今後については、埼玉県や前橋市とも情報交換を継続。「確認の要請などがあれば対応していきたい」としている。
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