2017年8月29日火曜日

糖質オフメニュー シャリの代わりに酢漬け大根

くら寿司が発売する糖質オフのメニュー=大阪市北区のくら寿司天六駅前店で、2017年8月29日、岡奈津希撮影

 回転ずしチェーン「くら寿司」を運営するくらコーポレーションは29日、シャリの代わりに酢漬けの大根を使うなどした糖質オフメニューを全国の店舗で31日から販売すると発表した。同社によると、回転ずしチェーンの糖質オフメニューは初めてという。

 酢漬け大根を使ったメニューは「ビントロ」「えびマヨ手巻き」など4種類(108円)。刺し身と相性の良い大根をゆずこしょうなどを加えた合わせ酢で味付け、「ネタを邪魔せずに食感も楽しめる」という5ミリの厚さに千切りした。糖質量は通常商品と比べて62~88%カットし、ビントロ(2貫)で2.9グラムしかない。

 また、シャリを残す利用客が増えていることを受け、シャリを半分に減らした「シャリプチ」(108円)メニューも設け、サケとマグロの2種類を提供する。サイドメニューの「7種の魚介らーめん 麺抜き」(399円)は中華麺の代わりに蒸し野菜を使用し、糖質を67~89%カットした。ダイエットや成人病対策として糖質の摂取量を減らす「糖質制限」を意識する人が増えたことを受けて、2015年から商品開発を始めていた。【岡奈津希】

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