家具や雑貨を販売する「無印良品」の組み立て式収納棚に酷似した商品を販売しているとして、運営会社の良品計画(東京都豊島区)がホームセンター「カインズ」(埼玉県本庄市)に販売差し止めなどを求めた訴訟の判決が31日、東京地裁であった。柴田義明裁判長は請求を認め、販売差し止めや廃棄を命じた。
問題になったのは、細い2本の棒を組み合わせた支柱と平板で構成される棚。柴田裁判長は、カインズの「ジョイントシステムシェルフ」と無印良品の「ユニットシェルフ」の形状について、「ほぼ全て同一」と指摘。消費者が商品を混同する恐れがあると判断した。
良品計画は「当社の主張が十分に反映された判決と考えている」とコメント。カインズは「内容を精査して対応を検討する」とした。(2017/08/31-19:19)
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