[東京 30日 ロイター] - 富士フイルムホールディングス <4901.T>は30日、2017年度から19年度までの中期経営計画を発表した。最終19年度には、営業利益2300億円(米国基準、16年度実績比33.5%増)、純利益1500億円(同14.1%増)とそれぞれ過去最高を狙う。積極的に進めるM&A(企業の合併・買収)は総額5000億円を計画している。
19年度売上高は同12.0%増の2兆6000億円を目指す。注力するヘルスケア分野は16年度実績の3840億円から5000億円に伸ばす計画だ。
助野健児社長は記者会見で今回示した収益目標について「オーガニックな事業成長のターゲット。これに加えて戦略的M&Aによる売上げ、利益の上乗せを図る」と述べた。20年度には株主資本利益率を8・0%(16年度実績6.5%、19年度目標7.3%)に引き上げるとしている。
中期計画では、自社株買い2000億円と配当1000億円の株主還元策を示した。16年度に1株当たり70円の年間配当額は19年度に95円に引き上げる意向だ。
(浜田健太郎)
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