2018年3月27日火曜日

〔マーケットアイ〕株式:日経平均・日足は「陽線」、わずかながら200日線を上回る

    [東京 27日 ロイター] - 
    <15:51> 日経平均・日足は「陽線」、わずかながら200日線を上回る
    
    日経平均・日足は「陽線」だった。形状は2日連続で「陽の大引坊主」となり、買い
戻しの勢いの強さを印象付けた。200日移動平均線(2万1312円09銭=27日終
値)を、わずかながら3日ぶりに上回った。やや上には、1月高値からの下降トレンドラ
イン(2万1500円付近)や25日線(2万1591円91銭=同)が通っている。「
これらを明確に上抜ければ戻り歩調に入りそうだ」(証券ジャパンの調査情報部長、大谷
正之氏)とみられている。一方、跳ね返されて再び200日線を割り込む流れとなれば、
改めて心理的節目2万1000円や年初来安値2万0347円49銭が意識されそうだ。
    
    
    <15:24> 新興株市場はしっかり、ジャスダックとマザーズは反発
    
    新興株式市場はしっかり推移。日経ジャスダック平均と東証マザーズ指数は反発した
。市場では「指数の上昇は小幅だったが、個別では値が跳ねた銘柄も少なくない」(国内
証券)との声も聞かれた。個別では、上昇率上位はカーディナル        、サンオータス
        、ファイバーゲート        などとなった一方、下落率上位はニチダイ        
、ジェクシード        、タイセイ        などだった。
    
    
    <14:10> 日経平均は一時500円超高、米株価指数先物はプラス圏
    
    日経平均は2万1200円台前半で、きょうの高値圏でのもみあいとなっている。一
時500円超高となって、2万1291円77銭まで上昇する場面もあった。主要な米株
価指数先物がプラス圏を推移しており、相場を支援しているようだ。配当再投資への思惑
を支えに、大引けにかけてしっかりした地合いが続きそうとの見方が聞かれる。財務省に
よる学校法人森友学園の決裁文書改ざん問題については、悪いシナリオは相当程度、織り
込まれたとして「相場への悪影響は減ってきた印象」(別の国内証券)との声が出ていた
。
    
    
    <13:09> 日経平均は後場一段高、3月期末配当再投資の観測も支え
    
    日経平均は後場一段高。2万1200円台前半で推移している。公的年金などの機関
投資家は、3月期末配当の権利落ちにより株価指数などのベンチマークと実際のパッシブ
運用資金のリターンが乖離することを防ぐため、権利付最終売買日前後に指数先物を代用
し配当落ち分の買い入れに動くとみられている。こうした需給要因も相場の下支えとなっ
ている。
    
    もっとも市場では「米中貿易戦争を含め、政治要因による先行き不透明感が消えた訳
ではない。大きなポジションは持ち越しにくく、ヘッドラインに反応し上下に振れやすい
相場が続きそう」(国内証券)との声が出ている。    
    
    
    <11:42> 前場の日経平均は大幅続伸、米株急反発で買い戻し 一時400円超
高
    
    前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比344円58銭高の2万1110
円68銭となり、大幅続伸した。米中貿易戦争への過度な懸念が後退し、前日の米国株が
急反発したことを受け、買い戻しの流れが優勢となった。佐川宣寿・前国税庁長官の証人
喚問での発言が市場の想定内となったことや上海株の上昇も支えとなり、上げ幅は一時4
00円を超えた。
    
    TOPIXは前日比1.78%高で午前の取引を終了。東証33業種全てが上昇した
。値上がり率トップは不動産で、ガラス・土石、非鉄金属がこれに続いた。米ナスダック
が3%を超す上昇となったことなどを背景に、東京エレクトロン        やアドバンテス
ト        など半導体関連が強含みで推移。外需大型株のコマツ        やパナソニック
        が4%を超す上昇となった。
    
    財務省による学校法人森友学園の決裁文書改ざん問題を巡り、当時の財務省理財局長
だった佐川氏は証人喚問で、改ざんは「理財局の中で行われた」と証言。安倍晋三首相や
麻生太郎財務相、首相官邸幹部らの関与は否定した。
    
    市場では「官邸から指示がないと明言した。政権に何かダメージを与える内容にはな
らないと受け止められているが、今後は世論の納得が得られるかがポイント」(三井住友
アセットマネジメント・シニアストラテジストの市川雅浩氏)との声が出ていた。
    
    東証1部の前場の売買代金は1兆3306億円だった。きょうは3月期末配当の権利
付最終売買日。公的年金など機関投資家の「配当再投資の買い」が過去最大規模になると
みられる中、短期的に改善するとみられる需給要因も全体相場を下支えした。
    
    東証1部の騰落数は、値上がり1843銘柄に対し、値下がりが194銘柄、変わら
ずが44銘柄だった。
    
    
    <11:17> 日経平均は一時上げ幅400円超、ショートカバーの流れが継続
    
    日経平均は前日比で一時400円超上昇し、2万1100円台後半まで戻した。米中
の貿易戦争を巡る過度な懸念が後退。足元で上海総合指数       は1%を超す上昇とな
っている。「佐川氏の証人喚問での発言は今のところ想定通りの印象。外部環境が落ち着
きを取り戻しつつあるとの見方から、ショートカバーの流れが続いている」(中堅証券)
との声が出ていた。
    
    
    <10:07> 日経平均は350円超す上昇、佐川氏の証人喚問に株高で反応
    
    日経平均は前日比で350円を超す上昇となった。2万1100円台を回復した。財
務省による学校法人森友学園の決裁文書改ざん問題を巡り、当時の財務省理財局長だった
佐川宣寿・前国税庁長官の証人喚問が行われている。この中で佐川氏は書き換えについて
、安倍首相や首相夫人、麻生財務相、官邸幹部からの指示はなかったと発言した。
    
    市場では「少なくとも政権にダメージを与える内容ではない。ひとまず市場は発言を
好感し株高・円安が進んだが、世論が納得し、支持率が回復できるかは別問題だろう」(
銀行系投信)との声が出ている。    
    
    
    <09:10> 寄り付きの日経平均は続伸、米株大幅高を好感
    
    寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前日比192円80銭高の2万0958
円90銭となり、続伸して始まった。寄り付き後に上げ幅は200円を超え、2万100
0円台を回復した。米中貿易戦争への懸念が後退し、前日の米国株が大幅高、為替は円安
方向に振れるなど外部環境の改善を背景に幅広く買いが先行した。電機、非鉄が買われ、
銀行、機械などもしっかり。半面、石油関連はさえない。
    
    
    <08:33> 寄り前の板状況、主力輸出株は買い優勢
    
    市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車        、ホンダ        、
キヤノン        、ソニー        、パナソニック        などの主力輸出株が買い優勢
。指数寄与度の大きいファーストリテイリング        も買い優勢。ファナック        
は売り買い拮抗している。
    メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ        、三井住友フィナン
シャルグループ        が買い優勢。みずほフィナンシャルグループ        は売り買い
拮抗している。
    
    
    東証第1部出来高上位50銘柄       
    東証第1部値上がり率上位50銘柄       
    東証第1部値下がり率上位50銘柄       
    日経225先物        
    SGX日経225先物        
    TOPIX先物        
    日経225オプション            
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