富士フイルムホールディングス(HD)は29日、JXTGホールディングスのグループ会社で、細胞培養用の培地を生産、販売する米企業など2社を買収すると発表した。買収総額は計約8億ドル(約850億円)で、バイオ事業の強化を図る。
買収するのは、米アーバイン・サイエンティフィック・セールス・カンパニー(ISUS、カリフォルニア州)と、日本やアジアの販売を担当するアイエスジャパン(埼玉県戸田市)の2社。両社を合わせた売り上げは年100億円規模。
東京都内で記者会見した富士フイルムHDの古森重隆会長は「培地ビジネスは今後も成長が見込まれる」と期待を示した。(2018/03/29-17:09)
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