コンセプトモデルは、ホンダの『シティ』や初代『シビック』、『N360』などを彷彿とさせる、レトロな丸眼ヘッドライトを採用していたが、市販モデルでもこの意匠は継承される見込みだという。全体のデザインも先進的なエッジの効いたものというよりは、可愛らしさも感じさせる親しみやすいデザインとなりそうだ。
予想CGではこうした情報をもとに、より市販車らしさを加えていった。フロントマスクはコンセプトモデルの雰囲気を残しつつも、バンパー形状、ボンネット、グリルにあたる部分を変更。特徴的な左右ヘッドライトをつなぐ透明なカバーはそのままに、ディスプレイは廃し横スリットのバーを追加。EVらしさを主張するLEDライトを配置した。
新開発のEVプラットフォームを採用するというボディ全体のシルエットは大きく変えず、フェンダーに切り込みを入れワイド感を強調。カラーは流行りのツートンカラーとした。3ドアとしているが、5ドアの採用が現実的かもしれない。
パワーユニットに関しての詳細情報はまだ入ってこないが、国産EVのトップを走る日産『リーフ』同等のパフォーマンスを持ち、1回の充電における航続距離は400kmが基準となりそうだ。
室内には、コンセプトモデルほどではないがかなり大型のディスプレイを装備し、AI(人工知能)技術を用いた「ホンダ・オートメーテッド・ネットワーク・アシスタント」を搭載するだろう。
ホンダは、2030年までには市販車の3分の2以上を電動化する計画で、この「アーバンEV」は新たな電動化戦略の第1弾と言ってもよいだろう。のしかかかる期待は、相当大きく重いものとなりそうだ。
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