米ブルームバーグ通信は29日、同じグループの日産自動車とフランス自動車大手ルノーが、合併に向けて協議していると報じた。関係者は、電気自動車(EV)の強化や、ライドシェア(相乗り)の進展といった自動車産業の構造変化に適応し、経営資源を集中するのが狙いと説明しているという。日産の広報担当者は「報道は臆測だ」としている。
ただ、数カ月間続いている合併協議が、合意に達しない可能性があるとも伝えている。ルノーの筆頭株主であるフランス政府は、合併した場合に投資面の影響力が小さくなることから、賛同するかは不透明だ。
新会社の経営トップにはカルロス・ゴーン日産会長が就く見通し。本社を日本とフランスの両方に置く可能性があるとする一方、英国の首都ロンドンやオランダに設けることも想定されるとした。(パリ共同)
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