2017年度最後の取引となった30日の東京株式市場は日経平均株価(225種)が大幅続伸し、終値は前日比295円22銭高の2万1454円30銭となった。年度末として、バブル経済の余韻が残る1990年度以来、27年ぶりの高値を付けた。世界的な好景気に支えられているが、輸入制限を発動して中国などとの貿易戦争も辞さないトランプ米政権の姿勢が先行きの波乱要因となる。
年度末同士の比較では2年続けて上昇し、16年度に比べ2545円04銭(13・46%)高水準となった。年度末の株価上昇は企業にとって保有株式の含み益となり、18年3月期決算で業績を押し上げる方向に働く。
【共同通信】
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