福岡空港(福岡市博多区)で関西空港発の格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーション151便のタイヤがパンクしたトラブルで、国土交通省は24日、機体の前脚に損傷が確認されたことから、事故につながりかねない重大インシデントに当たると判断した。
運輸安全委員会は、航空事故調査官3人の現地派遣を決定。25日に関係者への聞き取りや機体の調査を実施する。
国交省福岡空港事務所は、滑走路閉鎖で発着予定だった国内線81便と国際線1便が欠航したと明らかにした。他に計22便が目的地を変更した。
国交省航空局によると、トラブルが起きたエアバスA320は、前脚の二つのタイヤのパンクに加え、車輪の向きを変える装置が損傷し、ハンドル操作が伝わらない状態になっていた。タイヤが横を向いて滑走路上に止まり自走できないため、タイヤを交換し、けん引車を使って移動した。乗客乗員165人にけがはなかった。
ピーチによると、関西空港を出発する前の点検では、タイヤに異常はなかった。同社は「心よりおわび申し上げる。運輸安全委員会の原因調査に全面的に協力し、信頼回復に向けて全社をあげて取り組む」としている。
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