2018年3月28日水曜日

〔マーケットアイ〕株式:日経平均・日足は「小陽線」、3日連続の高値引けで反発機運も

    [東京 28日 ロイター] - 
    <16:06> 日経平均・日足は「小陽線」、3日連続の高値引けで反発機運も
    
    日経平均・日足は「小陽線」で、形状は上ヒゲのない「陽のカラカサ」。3営業日連
続で高値引けとなった。陽のカラカサが高値圏で出現した場合は天井の形成を暗示する一
方、ボトム圏では反発への転換点と位置付けられる。先高観が強まっていると受け止める
こともできるが、前場の調整時に26日─27日に空けた小マド(2万0766円10銭
─2万0943円31銭)を埋め切るには至らなかった。再び割り込んだ200日移動平
均線(2万1316円39銭=28日)を早期に回復できなければ、調整局面が長期化す
る懸念が強まる。心理的節目の2万円を割れた場合、2017年9月8日安値の1万92
39円52銭を試す展開が視野に入る。
    
    
    <15:22> 新興株市場でマザーズは続伸、直近IPO銘柄にぎわう
    
    新興株式市場は日経ジャスダック平均が反落。東証マザーズ指数が続伸した。上場2
日目のRPAホールディングス        は公開価格の4.0倍となる初値1万4280円
を形成。終値は1万6440円まで上昇。またきょうマザーズに上場したアジャイルメデ
ィア・ネットワーク        は初日値付かず。公開価格の2.3倍となる6900円買い
気配で終了した。
    
    直近IPO(新規株式公開)銘柄が相次いで売買代金の上位にランクインした。市場
では「外部環境への警戒感が続く中で、新興市場も内需株が物色された」(中堅証券)と
の声も出ていた。
    
    個別銘柄ではオートウェーブ        、セルシード        、バーチャレクス・ホー
ルディングス        が大幅高。トライステージ        が堅調。ニチダイ        、五
洋インテックス        がストップ安比例配分。ファイバーゲート        が急落した。
    
    
    <14:07> 日経平均は安値圏、米フェイスブック問題巡る懸念も重し
    
    日経平均は安値圏。2万0800円台後半で推移している。米フェイスブック      
のザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は、米議会でデータのプライバシー問題など
について証言する方針。すでに一部広告主がフェイスブック上の広告を中止しているほか
、ツイッタ―上ではハッシュタグ「#DeleteFacebook(フェイスブックを消去)」を付け
た投稿が相次いでいるという。
    
    ツイッタ―に対しても、空売り専門調査会社シトロン・リサーチの標的となり、同社
株は急落。米ハイテク株の調整を背景に、東京市場ではソフトバンクグループ        、
東京エレクトロン        、ファナック        などに売り圧力が強まった。
    
    市場では「フェイスブックに対しては強気になれない。米国のソーシャルメディア関
連の連れ安とナスダック安を通じた日本株への影響が警戒される。ただ半導体に限ってい
えば、データセンター向けやIoT(モノのインターネット)関連での需要拡大が見込ま
れる。長い目でいえば半導体は買い場だろう」(外資系証券)との声が出ていた。
    
    
    <12:58> 日経平均は安値もみあい、ハイテク株売りが継続
    
    日経平均は安値もみあい、2万0900円台で推移している。パナソニック        
、東京エレクトロン        などの下落率が大きい。市場では「日銀のETF(上場投信
)買い期待はあるが、米国株の底打ちが確認できないと買いは入れにくい。後場も海外勢
の動向が気がかり」(国内証券)との声が出ていた。
    
    
    <11:38> 前場の日経平均は大幅反落、米ハイテク株安が重し
    
    前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比377円73銭安の2万0939
円59銭となり、大幅反落した。前日の米国株がハイテク株中心に下落した流れを引き継
ぎ、朝方から売りが先行。3月期末の配当権利落ち(日経平均で約160円)が指数の押
し下げ要因となったこともあり、一時500円超の下落となった。だが、円高進行が一服
すると小口の押し目買いが入り、前場後半はやや下げ幅を縮小させた。
    
    TOPIXは前日比1.68%安で午前の取引を終了。東証1部の前場の売買代金は
1兆1738億円だった。業種別では値下がり率トップが非鉄金属で、石油・石炭、その
他製品、鉱業などが続いた。米ハイテク株安が波及し、東京エレクトロン        、ファ
ナック        などの下げも目立った。市場では「日経平均の予想PERが12倍台に入
り割安感は強いものの、直近の高いボラティリティーを警戒し様子見となっている投資家
も少なくない。値振れが落ち着いてくるまで腰の入った買いは入りにくい」(岡三オンラ
イン証券チーフストラテジストの伊藤嘉洋氏)との声が出ていた。
    
    東証1部の騰落数は、値上がり420銘柄に対し、値下がりが1586銘柄、変わら
ずが46銘柄だった。
    
    
    <10:55> 日経平均は下げ幅縮小、個別銘柄に押し目買い
    
    日経平均は下げ幅縮小、2万0900円台で推移している。3月期末の配当落ち分を
考慮すると実質的には200円程度の下げとみられている。JT        、キヤノン<775
1.T>などがしっかり。市場では「為替が1ドル105円台を維持している中では売り込み
にくい。割安感が強くなった個別銘柄には押し目買いも入っている」(国内証券)との声
が出ている。
    
    
    <10:15> 日経平均は軟調継続、実質新年度入りで利益確定売りも
    
    日経平均は軟調継続。2万0800円台で推移している。下げ幅は一時500円を超
えた。鉱業、非鉄、銀行などが軟調。権利落ちによる高配当銘柄の下げも目立つ。市場で
は「受け渡しベースの実質新年度相場に入ったことで、国内機関投資家などから期初の利
益確定売りも出ている」(国内証券)という。
    
    
    <09:04> 寄り付きの日経平均は大幅反落、米株安や円安一服が重し
    
    寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前日比424円27銭安の2万0893
円05銭となり、大幅に反落して始まった。
    前日の米株安や、為替の円安基調の一服が重しとなっている。機関投資家の配当再投
資などを支えに、下げ渋る展開も見込まれている。3月期末の配当落ち分は日経平均で1
60円程度とみられている。
    東証33業種すべてが下落。業種別には、下落率トップは証券。これに卸売、非鉄金
属、保険、鉱業が続いている。
    
    
    <08:38> 寄り前の板状況、基準値ベースでトヨタ・ソニーなど売り優勢
    市場関係者によると、寄り前の板状況は、基準値ベースでトヨタ自動車        、ホ
ンダ        、ソニー        、パナソニック        が売り優勢。12月決算のキヤノ
ン        も売り優勢。
    指数寄与度の大きいファナック        、8月決算のファーストリテイリング<9983.
T>も売り優勢。
    メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ        、三井住友フィナン
シャルグループ        、みずほフィナンシャルグループ        が売り優勢。
    
    
    東証第1部出来高上位50銘柄       
    東証第1部値上がり率上位50銘柄       
    東証第1部値下がり率上位50銘柄       
    日経225先物        
    SGX日経225先物        
    TOPIX先物        
    日経225オプション            
    株式関連指標の索引ページ        
    関連アプリ:インデックスムーバー(トムソン・ロイターEIKON検索ボックスで“IMO
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