[東京 23日 ロイター] -
<15:43> 新興株市場は軟調、ジャスダックとマザーズの下落率は3%超
新興株式市場は軟調。日経ジャスダック平均と東証マザーズ指数は大幅反落し、下落
率はいずれも3%を超えた。日経平均、TOPIXとともに急落したが、「本格的な個人
投資家の投げが出た訳ではない」(ネット系証券)という。
きょう東証マザーズに新規上場したファイバーゲート は初日値付かず、24
15円買い気配で終了した。個別銘柄ではブランジスタ 、SOU 、ミク
シィ がしっかり。神戸天然物化学 、明豊エンタープライズ が大
幅安。そーせいグループ がさえない。
<14:34> 日経平均は下げ幅1000円超、下落局面に備えたプット買い膨らむ
日経平均は一段安。下げ幅は1000円を超え、2万0500円台に突入した。日経
225オプション4月限は権利行使価格1万9000円プット・オプション(売る権利)
の出来高が足元で5000枚超、2万円プットが7000枚超に膨らんでおり、それぞれ
プレミアムは上昇。相場の調整に備える動きが出ている。
コールサイドのプレミアムは総じて下落しているが、出来高が膨らんでいる2万20
00円コールのプレミアムは下げ渋る動きをみせている。4月のマイナーSQ(特別清算
指数)算出まで、10%程度の反発を見越すポジションを構築する向きも出ているようだ
。
前日に20ポイント台にあった日経平均ボラティリティー指数 は、後場に入
り一時27ポイント台まで急伸したが、ザラ場ベースでは3月7日以来の水準にとどまっ
ている。
「日経平均が1000円以上下落した2月の調整局面に比べ、ボラティリティ―指数
が急激に上がっている感じではない。中国との貿易戦争について、米中が報復に動き、経
済にダメージを与えるといった深刻な事態まではいかないと市場はみている可能性もある
」(eワラント証券・トレーディング部ヴァイスプレジデントの堤壮一郎氏)との声が出
ている。
<13:33> 日経平均は900円超す下げ、海外勢の売り継続 機械株急落
日経平均は前日比で900円を超す下げとなった。後場に下げ幅を拡大。一時2万0
600円台まで下落した。貿易戦争の進展を警戒した海外投資家の売りが継続している。
セクター別では機械の下落率が5%を超えている。このほか非鉄、精密機器が下落率
上位にランクイン。「中国からの対米輸出が減れば、自動化に向けた企業の設備投資意欲
が冷めてしまう懸念がある」(三木証券・投資情報部課長の北澤淳氏)との声が聞かれる
。
鉄鋼セクターの下落率は3%と、日経平均よりも小幅にとどまっているが、「(検査
データ改ざん問題で)神戸鋼 が先行して下げていた。神戸鋼の売りが出にくいこ
ともパフォーマンスに影響しているのではないか。中国の鉄鋼製品が米国からはじかれれ
ば、アジアでの鉄鋼市況の悪化につながる」(国内証券)との見方も聞かれた。
<12:58> 日経平均は軟調継続、米株先物安などを警戒
日経平均は軟調継続。2万0700円台後半で推移している。市場では「米株先物の
下落が警戒されている。日銀のETF(上場投信)買いが入ることは想定されるが、日経
平均ボラティリティ―指数 を絡めたアルゴ勢の売りなども出やすい状態であり、
押し目買いは入れにくい」(国内証券)との声が出ている。
<11:37> 前場の日経平均は764円安、貿易戦争懸念で海外勢から売り
前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比764円07銭安の2万0827
円92銭となり、大幅反落した。下げ幅は一時800円を超え、取引時間中としては昨年
10月10日以来の水準まで下落した。トランプ米大統領が中国製品への関税を目指す大
統領覚書に署名したことを受けて貿易戦争への懸念が強まり、前日の米国株が急落。外為
市場で1ドル104円台まで円高が進行したことも重しとなった。海外実需筋のポジショ
ン調整売りに加え、ボラティリティーの拡大に伴うヘッジファンドなどの売りも出て、下
げ幅が拡大したとみられている。
TOPIXは2.82%安で午前の取引を終えた。前場の東証1部の売買代金は1兆
5110億円だった。東証33業種のすべてが下げる全面安で、機械、精密、非鉄金属な
どの下げが目立った。市場では「米中貿易摩擦とトランプ政権の人事に対する懸念で海外
勢からドル/円ショートと日本株売りの動きが出た。トランプ政権の通商政策に変化がな
ければ、海外勢からの売り圧力が続く恐れもある」(サクソバンク証券チーフマーケット
アナリストの倉持宏朗氏)との声が出ていた。
東証1部の騰落数は、値上がり37銘柄に対し、値下がりが2030銘柄、変わらず
が13銘柄だった。
<11:00> 日経平均は安値もみあい、個人などは買い向かう姿勢
日経平均は安値もみあい。2万0800円台で推移している。市場では「貿易戦争に
備える海外勢の売りに対し、個人など国内勢は買い向かう姿勢をみせている。そのためい
ったん下げが止まっているが、今後の米通商政策の展開次第では一段の下値模索も想定せ
ざるを得ない」(国内証券)との声が出ている。
<10:05> 日経平均は一時800円超の下げ、リスク回避の売り
日経平均は下げ幅が一時800円を超え、2万0700円台まで下げた。市場では「
トランプ政権が表明した関税政策は事前予想より規模や日程などの面でむしろ穏当だった
が、VIX指数の上昇に伴うリスク回避の売りに押されている。マクマスター大統領補佐
官(国家安全保障問題担当)の解任による円高加速と今晩の米国株への警戒感も強い」(
国内証券)との声が出ている。
<09:09> 寄り付きの日経平均は大幅反落、貿易戦争懸念で米株安・円高
寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前日比403円19銭安の2万1188
円80銭となり、大幅に反落して始まった。寄り付き後も下げ幅を広げ年初来安値を更新
し、昨年10月以来の安値水準に下落した。
トランプ米大統領が中国製品への関税を目指す大統領覚書に署名したことを受けて貿
易戦争への懸念が強まり、前日の米国株式市場で主要3指数が2%超下落した流れを引き
継いでいる。
為替も朝方に2016年11月以来となる1ドル104円台に下落し、円高基調が相
場の重しとなっている。東証33業種が全て下落。業種別の下落率上位は機械、精密機器
、電気機器などとなっている。
<08:29> 寄り前の板状況、トヨタやファーストリテは売り優勢
市場関係者によると、寄り前の板状況は、主力の外需関連株はトヨタ自動車
、ホンダ 、キヤノン 、ソニー 、パナソニック がいずれ
も売り優勢。
指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック も売り優
勢。
メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナン
シャルグループ 、みずほフィナンシャルグループ が、いずれも売り優勢
となっている。
東証第1部出来高上位50銘柄
東証第1部値上がり率上位50銘柄
東証第1部値下がり率上位50銘柄
日経225先物
SGX日経225先物
TOPIX先物
日経225オプション
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( Read Again https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL3N1R531C
2018年3月23日金曜日
〔マーケットアイ〕株式:新興株市場は軟調、ジャスダックとマザーズの下落率は3%超
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