日銀が展望リポートから2%の物価上昇目標の達成時期見通しを削除したことは、名実共に日銀が目標実現への姿勢を「長期戦モード」に切り替えたことを意味する。2013年3月の黒田東彦総裁就任時に「2年程度で目標を実現する」とぶち上げてから5年。達成時期延期を繰り返しては市場の失望を買うプロセスから解放されることになる。【土屋渓、深津誠】
記者会見した黒田総裁は「現在の金融政策は特定の達成時期を念頭に置いているわけではない。政策スタンス…
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