近鉄は25日、南大阪線矢田(大阪市東住吉区)-河内天美(大阪府松原市)間の大和川の橋脚が傾き、運転を見合わせたことを受けて記者会見し、橋脚が上流側に78ミリずれていたことを明らかにした。枕木などがあることからレールのゆがみは24ミリにとどまったという。運転再開のめどは立っておらず、同日は約16万2千人に影響する見込み。
近鉄によると、雨のため水位が24日夜から上昇し、川底が削られた可能性があるという。橋の強度に問題はなく、水位が下がり次第、原因を調査する。
橋は長さ約197メートルで大正12年に完成。昨年10月の台風21号の影響で、今回傾いた橋脚とは別の橋脚が2センチほど沈んだため、昨年12月に応急復旧工事を実施。今年4月から川底が水流で削られないために鉄板で基礎部分の周囲を覆う工事もしており、5月末で完了予定だった。
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