2018年4月23日月曜日

ホンダ モンキー125、7月12日発売…楽しさスケールアップ、39万9600円より

ホンダは、ロングセラーレジャーバイク『モンキー』の後継モデルとなる『モンキー125』を7月12日より発売する。

モンキーは1967年の発売以来、コンパクトで愛らしいスタイリングで多くのファンから支持を集め、2016年末までシリーズ累計生産台数約66万台を記録。しかし、排ガス規制の強化によって昨年8月、惜しまれつつも生産終了となっていた。

モンキー125の開発コンセプトは、楽しさをスケールアップし、遊び心で自分らしさを演出する「アソビの達人」。モンキーの特徴である「シンプル」「コンパクト」「愛らしさ」などの不変的な魅力を踏襲しつつ、125ccの力強く扱いやすい出力特性のエンジンや取り回しやすいサイズ感、親しみやすいデザインとした。

新型モンキー125のサイズは全長1710mm(モンキー比+45mm)×全幅755mm(+155mm)×全高1030mm(+135mm)。前後長を短く、上下にボリューム感を持たせた台形シルエットを採用した。また、趣味性の高いモデルとして、スチール製の前後フェンダーやマフラーカバーなどをクローム仕上げとした。

エンジンは、空冷4ストロークOHC単気筒に4速MTを組み合わせ、市街地で多用する回転域では力強く、ツーリング走行ではスムーズさを楽しめる出力特性とした。フレームは各部に適度な剛性と強度を持たせたバックボーンフレ―ムを採用。スイングアームは、長円形の断面を持たせた専用設計とすることで、縦方向の剛性とデザインの基調であるラウンドシェイプを両立した。また、ホイールベースは1155mm(+260mm)に設定し、モンキーならではの愛らしいシルエットを確保しつつ、直進安定性やコーナリング時、不整地走行など、さまざまな走行状況で楽しめる操縦性能を確保した。

足まわりには、バネ下重量を軽減する倒立フロントフォークを採用。ブレーキは、制動フィーリングに優れた前後ディスクを採用し、フロントのみABSを装着したタイプを設定した。タイヤは12インチのブロックパターンタイプを装着しレジャー感を演出。高密度ウレタンを採用したクッション性の良いシートの採用など、快適な乗り心地を確保するとともに、剛性感としなやかさを兼ね備えた扱いやすい操作フィールを実現した。

メインカラーはパールネビュラレッドとバナナイエローの2色を設定し、燃料タンクはそれぞれホワイトとのツートーンとした。価格は標準モデルが39万9600円、ABSモデルが43万2000円。

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