G20財務相・中央銀行総裁会議に麻生太郎財務相が出席した。野党は、福田淳一財務事務次官のセクハラ問題などへの対応を優先すべきだとして反対。しかし来年は日本がG20議長国であることも踏まえ、政府は麻生氏の出席で存在感を示す必要があると持ち回り閣議で了承し、国会承認なしで海外に出張させた。
麻生氏は19日、ワシントンで記者団に、今回出席した理由について、日本が北朝鮮への圧力継続を提案したとし「そういった意味で、出る必要があると強く思っていた」と述べた。
麻生氏は昨年10月にワシントンで開かれた同会議を衆院選を理由に欠席。今年3月にアルゼンチンのブエノスアイレスで開かれた同会議も、財務省による学校法人「森友学園」への国有地売却をめぐる決裁文書改竄(かいざん)問題への対応で欠席していた。
麻生氏の出席について、菅義偉官房長官は18日の記者会見で、「大臣が出席し次期議長国の責任を果たす必要がある」と強調していた。19日のG20会合で麻生氏は「北朝鮮の脅威に対して、国際社会が一致して断固たる行動をとっていくべきだ」などと発言し、日本の存在をアピールした。
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