UPDATE Microsoftは米国時間10月2日にニューヨーク市で開催した報道陣向けイベントで、新たな「Surface Pro 6」タブレットと「Surface Laptop 2」、および「Surface Studio 2」オールインワンデスクトップPCを発表した。さらに、ハイエンドヘッドホン市場への参入を果たす「Surface Headphones」を発表するというサプライズもあった。
Microsoftの最高製品責任者を務めるPanos Panay氏によると、Surface Pro 6は、2017年に発売された前機種よりも性能が67%向上しているという。価格は、Surface Pro 6が899ドルから、Surface Laptop 2は999ドルから。
各新製品の概要は以下のとおり。
Surface Pro 6
Surface Pro 6
提供:Sarah Tew/CNET
- 価格は899ドルからで10月16日発売
- Intelの第8世代CPU
- 12.3インチディスプレイ
- SSDストレージは最大1テラバイト
- バッテリ持続時間は13.5時間
- 重量1.7ポンド(771g)
- 排熱システムを刷新
- 新色としてブラックが追加
Surface Laptop 2
Surface Laptop 2
提供:Lori Grunin/CNET
- 価格は999ドルからで10月16日発売
- Intelの第8世代CPU
- 13.5インチのタッチディスプレイ
- Microsoftによると初代Surface Laptopより「85%高速」
- 新色としてブラックが追加
- インスタントオン機能と「Windows Hello」搭載
Surface Studio 2
Surface Studio 2
提供:Sarah Tew/CNET
- 価格は3499ドルから
- 28インチディスプレイ
- 2テラバイトのSSD
- DCI-P3(前バージョンと同じ)
- 次世代「Pascal」アーキテクチャ採用のグラフィックス
- 1350万ピクセル
- 192dpi
Surface Headphones
Surface Headphones
提供:David Carnoy/CNET
この日最大のサプライズはおそらく、新しいノイズキャンセリングヘッドホンの発表だろう。新たな「Surface Headphones」は、アクティブノイズキャンセリングと350ドルという高価格で、Boseの製品と真っ向から競合する。まず米国のみで発売される。Microsoftが発表した主な仕様は以下の通りだ。
- 重量:290g
- 40mmのドライバ
- イヤーカップ部の新しい直観的なダイヤルで、音量とノイズキャンセリングのレベルを簡単に調整
- 13通りの環境音のレベルにより、周囲の音をどの程度聞き取れるようにするかを設定可能
- 対応OS:「Windows 10」「iOS」「Android」「macOS」
- 装着状態を検知する機能により、取り外すと自動で音楽が停止し、通話はミュート状態になる。装着するとこれらは復帰
- 「Skype」利用を想定した設計で、各イヤーカップに2個のビームフォーミングマイクを搭載し、集音したい声を適切にとらえて高音質の通話を実現
- 「Swift Pair」を有効にすると、Windows 10のPCとペアリング不要で即座に接続可能
- Bluetooth、アクティブノイズキャンセリング、「Cortana」をすべて有効にした状態で、最大15時間のバッテリ駆動
- アクティブノイズキャンセリングを有効、Bluetoothを無効にした有線モードでは、最大50時間駆動
- USB-Cケーブルを介して充電
- 急速充電機能により、わずか5分の充電で1時間の音楽再生が可能(満充電は2時間未満)
- 必要に応じてCortanaをハンズフリーで起動し、指定した曲の再生、リマインダの設定、電話の発信、質問への回答などを依頼できる
- キャリングケース付属
- 当初は米国のみの販売で、価格は350ドル
- 2018年中に出荷開始
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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