2017年8月26日土曜日

NY外為(25日):ドル反落、FRB議長講演は弱気派の妨げにならず

25日のニューヨーク外国為替市場ではドルが反落。注目されていたイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演が金融政策の見通しについて新たな見解を示さなかったため、ドル売りが膨らんだ。

  ドルは主要10通貨の全てに対して下げた。イエレン議長が追加利上げの時期やバランスシート縮小の開始時期に言及しなかったため、米国債利回りが低下し、株式相場は上昇した。議長は金融危機後に実施した改革を巻き戻す場合、「控えめ」なものにとどめるべきだと指摘。経済に関して最も近い発言は「金融当局の経済目標である雇用の最大化と物価安定に向けて大きな進展が見られている」と認めたことだった。

  ニューヨーク時間午後3時16分現在、ドルは対円で0.2%下げて1ドル=109円30銭。対ユーロでは1.1%安い1ユーロ=1.1923ドル。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.7%低下。

原題:Dollar Sinks to 15-Month Low as Yellen No Obstacle for Bears(抜粋)

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Read Again https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-08-25/OV9A42SYF01S01

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