2018年4月2日月曜日

青森の地元紙「八戸に888メートルのタワー着工」 エープリルフール記事に賛否

 青森県の地方紙「デーリー東北」(八戸市)は1日付紙面で、八戸市で高さ888メートルの「新八戸タワー」が着工され、アラブ首長国連邦(UAE)ドバイにある超高層ビル「ブルジュ・ハリファ」(828メートル)を抜いて高さ世界一になる-などと報じた。実はエープリルフール特集の記事で、同紙に賛否の声が相次いでいる。

 エープリルフール特集は新聞本体とは別刷りの2ページで、1面トップに新八戸タワー着工が、8の字型のタワーの完成予想図とともに大きく取り上げられた。

 このほか「2030年青森五輪案 スケート会場八戸濃厚」「イカ養殖ついに成功 最高機密、産地八戸が悲願」「キリストの墓(新郷)論争決着? 義経の墓説有力」などの嘘記事で埋められている。

 「うごきだす新八戸タワー」「そびえ立つ世界高888メートル」の見出しの「う」と「そ」が強調されているほか、「世界自然遺産に十和田湖・奥入瀬渓流 UNESCO20年夏決定」の見出しでは「U」「S」「O」が強調されている。題字の横には「特別企画エープリルフール」「炎上覚悟 楽しもう 夢と嘘を」と書かれ、よく見ればおふざけだと分かる。

 だが、ツイッター上には「デーリー東北にまんまとだまされた(笑)」「お母さんまだデーリー東北の八戸タワー信じてた」などのつぶやきも。

「地域を明るくする試みとして初めて企画した」

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Read Again https://www.sankeibiz.jp/compliance/news/180402/cpd1804021604005-n1.htm

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