2018年9月24日月曜日

衝突被害軽減ブレーキで追突事故は何割減った? 交通事故総合分析センターが分析結果を発表

2018年9月3日交通事故総合分析センターが衝突被害軽減ブレーキAEB装置)搭載の有に加えて、車両相互事故のうち、対四輪の追突事故についての分析を発表しました。

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いまでは軽自動車にも普及している衝突被害軽減ブレーキは、搭載されるセンサーにより作動条件(速度や相対速度、対物、など)は異なるものの、ドライバーの注意散漫の状態や、見運転などの万一の際に、緊急的にブレーキを作動させてドライバーサポートする機

自動車メーカーは、「万ではない」と謳っているものの、衝突被害軽減ブレーキが付いていると、事故が大きく減りそうな気がするかもしれません。また、国土交通省も以前から衝突被害軽減ブレーキは「万ではありません!」と警告しています。

先述したように、交通事故総合分析センターの分析は、車両相互事故のうち、対四輪の追突事故に限定。同センターでは、衝突被害軽減ブレーキを搭載した乗用普通・小・軽)と非搭載較。登録・届出数10万台当たりの対四輪追突死傷事故件数(第1当事者)は、AEB非搭載208.9件。

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気になる衝突被害軽減ブレーキ搭載は、98.4件になり、同ブレーキ搭載110.5件少なく、事故率は52.9低くなっています。

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52.9、つまり約半減しているわけですが、思ったよりも少ないか、多いかは意見が分かれそう。同ブレーキには作動条件があり、「万ではない」ことを理解できていれば上出来と思えるかもしれません。

また、衝突は回避できなくても、被害を軽減しているケースもあるでしょう。しかし、「思ったよりも事故率が低くなっていない」というユーザーが多くいるような気がします。

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交通事故総合分析センターは、「統計上ではAEB装置による交通事故死傷者数の低減効果が現れていますが、AEB装置が正常に作動していても、走行速度や走行時の周囲の環境、路面の状況などによっては、 障物を正しく認識できず、衝突を回避できない場合があり、全に事故を防ぐことはできません。運転者は、AEB装置の作動条件を記載した取扱説明書などを読むなど、正しく理解をし、AEB装置を決して過信せず、細心の注意を払って運転する必要があります」と啓しています。

写真と本文は一切関係ありません。

(文/塚田  写真・出典/交通事故総合分析センター国土交通省

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衝突被害軽減ブレーキで追突事故は何割減った? 交通事故総合分析センターが分析結果を発表(http://clicccar.com/2018/09/24/630996/)

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