日立製作所(6501)は26日、カーナビゲーションシステムを手がける子会社のクラリオン(6796)株をすべて売却すると発表した。仏自動車大手のフォルシア傘下のエナップ シス エスエーエスに3596万3034株(議決権所有割合の63.80%)を899億円で譲渡する。クラリオンの業績が低迷する中、フォルシアのグループに入った方が成長につながると判断した。
エナップは2019年1月にも公開買い付け(TOB)を実施する予定。買い付け価格は1株2500円で、上限を設けておらずクラリオン株は上場廃止になる見通しだ。東京証券取引所は26日付でクラリオン株式を監理銘柄(確認中)に指定した。
今回の株式売却に伴い、日立は2019年3月期の個別決算で特別利益を約780億円計上する。同時に連結決算では「その他の収益」として事業再編等利益を約650億円計上する。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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