[サンフランシスコ 24日 ロイター] - 米電気自動車(EV)テスラ(TSLA.O)が発表した第3・四半期決算は損益とキャッシュフローが黒字となったほか、利益率が予想を上回った。量産車「モデル3」の生産拡大が寄与した。
決算発表を受け、株価は引け後の取引で9%上昇した。
第3・四半期の利益は3億1150万ドル(1株当たり1.75ドル)。前年同期は6億1940万ドル(同3.70ドル)の赤字だった。
諸項目を除いた1株利益は2.90ドル。
売上高は68億2000万ドルで、前年同期から2倍以上に増加。リフィニティブのデータによるアナリスト予想の63億3000万ドルも上回った。
フリーキャッシュフロー(FCF)は8億8100万ドル。FCFがプラスとなるのはテスラとしては3回目。モデル3の生産拡大や支出管理の改善、設備投資の減少などが寄与した。
モデル3の生産台数は週平均で約4300台とした。
モデル3の高価格版の販売が好調だったことに加え、車両1台当たりの労働時間や原材料コストが低下したことを受け、モデル3の利益率は20%を上回った。
テスラは年内に欧州や中国でモデル3の注文受付を開始する方針を明らかにした。また、北米でモデル3の予約をキャンセルした顧客は20%にとどまっているとした。
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