非常に強い台風24号は30日午後8時ごろ、和歌山県田辺市付近に上陸し、東海から北陸、東北に抜けて列島を縦断するコースを取った。影響は広範囲に及び、鉄道や空の便は運休や欠航が相次いだ。東海道新幹線は計画的に運転を見合わせ、午後5時以降は全列車を運休。JR東日本は、首都圏の全ての在来線であらかじめ運転を取りやめる異例の対応で臨んだ。
「非常に強い勢力」の台風が上陸するのは9月4日、台風21号が徳島県南部、神戸市付近に上陸して以来。この勢力の台風が年に2回上陸するのは統計がある平成3年以降で初めて。まとめでは16府県で計82人が負傷、宮崎市で1人が行方不明になった。総務省消防庁の集計では、23道府県で380万人超に避難勧告や避難指示が出され、約3万6千人が避難所に身を寄せた。
JR東によると、首都圏在来線の1218本と東北、山形、上越、北陸新幹線21本が運休し、計約46万人に影響した。10月1日の運行については一部を除き通常運転とする方針。
30日は東海道新幹線の「のぞみ」「ひかり」が順次運転を取りやめ、午後5時以降は「こだま」を含め全ての列車がストップした。
JR東は首都圏の在来線の運転を段階的に取りやめ、午後8時以降、在来線を運休。正午すぎに運転取りやめを発表し、早めの帰宅を呼びかけた。同社は、首都圏全線の計画運休は「確認できる限り初めて」としている。
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