[フランクフルト 25日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は25日、イタリアがECBの支援を受けるには、欧州連合(EU)からの救済確保が必要になるとの認識を示した。
イタリアの予算を巡るEUとの合意実現や、対立解消を確信していると改めて表明した。
ただECBが支援の手を差し伸べるのは、イタリアが欧州安定メカニズム(ESM)のプログラムに同意した場合との立場を示した。
ドラギ氏は理事会後の記者会見で「ECBが特定国に手を差し伸べるために利用可能な手段は国債買い入れプログラム(OMT)だ」と指摘。「そしてOMTは、ESMのプログラムや理事会の評価次第の側面がある」と説明した。
さらに「われわれの使命は、各国政府の赤字穴埋めに向かったり、財政従属的な状況に固執したりするのでなく、物価安定の実現を目指すことにある」と強調した。
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