[1日 ロイター] - 米アップル(AAPL.O)が発表した第3・四半期決算(7月1日まで)は、売上高が7.2%増加した。iPhone(アイフォーン)販売が予想を上回った。
株価は一時約6%上昇し、取引時間中の最高値を更新した。
アイフォーン販売台数は1.6%増の4103万台。ファクトセット・ストリートアカウントのアナリスト予想平均は4070万台だった。
ただ、アイフォーンの販売平均価格は606ドルと市場予想の621ドルを大幅に下回った。それにより、アイフォーンの売上高も248億ドルと、市場予想の255億ドルに届かなかった。
第4・四半期(7─9月)については、売上高が490億ー520億ドルになるとの見通しを示した。トムソン・ロイター・エスティメーツのアナリスト予想平均は492億1000万ドル。
4─6月期の純利益は87億2000万ドル(1株当たり1.67ドル)と、前年同期の78億ドル(同1.42ドル)から増加した。
売上高は423億6000万ドルから454億1000万ドルに拡大。市場予想は448億9000万ドル。
第3・四半期のグレーターチャイナの売上高は9.5%減の80億ドルだった。ただ、ここ数四半期ほどの落ち込みにはならなかった。中国本土の売上高は横ばい、アイフォーンの販売も横ばいとなった。他の製品の売上高は、中国と台湾で増加した。
マエストリ最高財務責任者(CFO)は、香港で売り上げの減少が目立ったと述べ、米ドルに通貨をペッグしている香港で観光客が減少していることによる影響を指摘した。
「iPad(アイパッド)」の売上高は49億ドルと、市場予想を10億ドル近く上回った。アップストアを含むサービス事業の売上高も21.6%増加し、好調だった。
Read Again http://jp.reuters.com/article/apple-results-idJPKBN1AH5D2?il=0
0 件のコメント:
コメントを投稿