インターネット上の仮想通貨の一つ「ビットコイン」が1日夜、二つに分裂する可能性が高まっている。「ビットコインキャッシュ(BCC)」と呼ばれる新たな仮想通貨がつくられ、既存コインの価値が損なわれる恐れがある。国内の主な取引所運営事業者は市場の混乱に備え、一部取引を停止するなど顧客資産の保護に向けた対応を進めている。
取引所運営の国内最大手ビットフライヤー(東京)は1日、ビットコインの外部送金を停止した。日本仮想通貨事業者協会(東京)に加盟する13事業者も順次、入出金や店舗での使用を見合わせており、各社は分裂した場合にBCCを顧客に付与するなどの対応を取る方針だ。(2017/08/01-16:03) 関連ニュース
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