JR北海道の17日のダイヤ改正に伴って廃止される北海道清水町の根室線・羽帯(はおび)駅で16日、町観光協会などの「さよならイベント」があった。
羽帯駅は1958年9月に開業した無人駅。普通列車もほとんどが通過し、停車は1日上下8本しかない。
この日午後4時55分に帯広行き下り最終列車が到着すると、町民や鉄道ファンらが「60年間ありがとう」の横断幕を掲げ、写真を撮ったり列車に乗り込んだりして廃止を惜しんだ。
同駅は通学の高校生らでにぎわった時期もあったが、過疎化や自家用車の普及などで利用者が減少。現在は駅の周囲に民家がなく、1日の平均利用客数は1人以下となっていた。
駅から約1.5キロ離れたところに住む農業、山田泰司さん(37)は「列車到着や通過のアナウンスが風向きで聞こえることもあった。地元で生活する者としては寂しい」と話した。【鈴木斉】
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