新名神高速道路の川西インターチェンジ(兵庫県川西市)と神戸ジャンクション(神戸市北区)間の16・9キロが18日に開通した。同区間では建設工事中の平成28年4月、神戸市北区の現場で巨大な橋桁が落下し作業員計10人が死傷する事故が発生。工事が一時中断し、開通は当初予定から約1年遅れた。
新名神は昨年12月、大阪府高槻市の高槻ジャンクションから川西までが既に開通していた。名神高速道路や中国、山陽自動車道と接続した新たな交通網ができることで、全国屈指の渋滞ポイント、中国道宝塚トンネルなど周辺の混雑緩和が期待されている。
18日午前、兵庫県宝塚市の宝塚北サービスエリアで開通式典があり、記念してくす玉が割られた。石井啓一国土交通相は「新名神は東西を結ぶ大動脈。全線開通まで安全優先で進めていく」とあいさつした。
新名神は名古屋と神戸を結ぶ約174キロ。平成35年度に全線が開通する予定だ。建設工事では、橋桁落下のほかにも作業員が巻き込まれる事故が頻発。今月15日にも大阪府枚方市で作業員の転落死があった。高槻-神戸間は昨年春に開通予定だったが、落下事故の影響で遅れた。
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