2018年3月18日日曜日

新名神の川西-神戸間 1年遅れで開通

 新名神高速道路の兵庫県川西インターチェンジ-神戸ジャンクション間(16.9キロ)が18日開通し、先行開通区間も含め大阪府高槻市と神戸市がつながった。建設工事で死傷事故が相次ぎ、1年遅れの供用開始となった。

 同時開業した同県宝塚市の宝塚北サービスエリア(SA)で式典があり、石井啓一国土交通相は「地域産業や観光などに好影響をもたらす」と祝辞を述べた。西日本高速道路の石塚由成社長は死傷事故に触れ「亡くなった方のご冥福をお祈りする」などと陳謝した。

 同SA商業棟は西日本最大。飲食店や宝塚歌劇団のグッズ店が初日からにぎわった。同市の会社員、吉田新治さん(69)は「歌劇団のグッズなどで、地元をPRしてほしい」と笑顔で話していた。

 今回の開通で、並行する中国自動車道などの大幅な渋滞緩和が期待される。新名神高槻-川西間は昨年12月に開通。名古屋までの全線開通は2023年度となる。【山口知】

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