2018年3月6日火曜日

海外での品種登録呼び掛け

農水省、農産物の流出防止へ

2018年3月6日 午後7時34分

 日本で開発された農産物が無断栽培されるのを防ぐため、農林水産省は6日、海外での品種登録の重要性を訴える説明会を東京都内で開いた。同省担当者らは「開発者の権利は、輸出先の国で新品種として登録されないと保護されない」と強調した。

 説明会には米国、韓国政府などの担当者も参加し、自治体や種苗会社の職員らに自国の制度を解説した。

 平昌冬季五輪で日本の女子カーリングチームが休憩時間に韓国のイチゴを食べていたのが注目されたが、斎藤農相は「韓国で生産されているイチゴは、日本から流出した品種を基に交配されたものが主だ」と指摘、海外での品種登録を後押しする考えを示していた。

関連記事

あわせて読みたい

Let's block ads! (Why?)

Read Again http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/302277

0 件のコメント:

コメントを投稿