7日のオープンに先駆けて、5日にはメディア向けのプレビューイベントが開催され、真新しいフロアの中が公開された。新宿通り側は全長37メートルの一面ガラス貼りとなっており、活気あふれる新宿の街の様子が大画面スクリーンのように広がる。iPhoneにiPad、Macがずらりと並べられた木製の展示テーブルの間には、来店者がゆったりと歩き回れるスペースも確保されている。時間を忘れて過ごせそうな開放的な店内だ。
イベントには米Appleからシニア・マーケットディレクターのデニー・トゥーザ氏が駆け付けた。トゥーザ氏は壇上で「日本はアップルにとっても大事な国。アメリカ国外で最初にアップルストアをオープンした国もここ日本で、2003年のApple銀座以来の長い歴史を皆さんとともに歩んできた」と、新たにオープンするストアや、日本のアップルのファンに向けた特別な思いを語った。
なおアップルでは今後も5年間のあいだに、日本国内でまた新しい直営店を立ち上げる計画があるという。既存のストアについてもリノベーションが予定されているようだ。
新しい直営店を新宿にオープンした背景について、トゥーザ氏は「新宿には独創性と活気に満ちた独特のカルチャーがあるから」と説く。その街の中心で、人と人をつなぐ広場としてApple新宿を育てていきたいと意気込みを述べた。またApple新宿は製品を購入できるストアとしてだけでなく、人々がコミュニケーションを深めながら創造力を育める場所にしたいとも語りながら「この場所で数多く開催される“Today at Apple”のセッションにもぜひ参加してほしい」と呼びかけた。
本日の記者向けの内覧会では、iPhoneやiPadで楽しめる無料のビデオクリップアプリ「Clips」のレクチャーも実施。真新しいApple新宿の店内の様子を撮影して、動画にエフェクトをかけたり、音声やテキストを加えてオリジナルクリップを手軽に作成・シェアする方法を学ぶことができた。
なおApple新宿では、アップル製品の上手な使いこなしを身に着けながら、音楽や写真、プログラミングに活かせるテクニックなどを楽しく学べるToday at Appleのセッションがオープン直後から精力的に開催される。無料で参加できるイベントであるところにも注目したい。プログラムのスケジュールと、それぞれに関する詳細はアップルのWebサイトで確認できる。日本の伝統芸能をテーマにした“家紋”の製作体験や、子どもから大人まで一緒に参加できるiPadを使ったプログラミング講座、教師が学校の授業にiPadを使ったプログラミング学習を効率的に採り入れる手法を学ぶレクチャーなど、いずれもオリジナリティの高いプログラムが開催を控えている。
Apple新宿のオープンには、東京の他店ストアや世界中のアップルの直営店で平均6年以上の経験を積んできたベテランスタッフが160名以上揃い、クオリティの高いサービスとサポートを提供していく。
4月7日のオープン初日10時にはApple新宿オリジナルのノベルティグッズが、足を運んだ来店者に配布される予定だ。恐らく数量には限りがあるので、早めの来店をおすすめしたい。春の新宿の街がまた一段と賑やかになりそうだ。
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