小売り最大手イオンの岡田元也社長は2日、2018年2月期の業績予想を上方修正したことを受け、グループ企業の若手社員とパート従業員計20万人に利益を還元すると明らかにした。1人当たり1万円、総額20億円を見込んでいる。
対象になるのは、イオングループの非管理職とフルタイムのパート従業員。19年2月までの給付を検討しているという。岡田社長は「ボーナスまでいかないが、現場に感謝したい。20億円を使ってくれれば景気もよくなる」と話した。
主力の総合スーパー事業で断続的に実施している値下げが業績を押し上げ、イオンは3月、18年2月期の純利益予想を昨年10月時点より60億円多い210億円に上方修正した。従業員への還元の予算は18年2月期に計上する予定で、差し引いても純利益は3月時点の予想からさらに30億円多い240億円ほどになると見込んでいる。(牛尾梓)
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